完全無課金のORE'N(オレン)攻略ブログ

オレカバトルの遺志を継ぐゲーム『ORE'N』を、完全無課金で。

【対戦考察】対戦での要注目モンスター

来月以降になる可能性が高いですが、ORE'Nには対戦コンテンツの実装が予定されています。今後追加されるであろうモンスターは、β版やジプスのEXの技で存在が確認済みの大悪魔ロイロ、イラストが公開されている卜術師ロイロ、漫画版で登場したジェットくらいのもので、対戦が実装される頃でも現在のカードプールと大きな変更はないと思われます。

そこで現在育成できるモンスターのうち、対戦で活躍できそうなモンスターを考えてみます。技構成やおすすめバトルミーム(以下BM)はORE'N Wikiを参考にすると良いでしょう。

なお考察の前提として、クラス合計★6以内に収めることとします(オレカバトルの公式対戦におけるルール)。

 

 

持たせるBM・アイテム候補(共通)

単純に火力を上げるBMや、すばやさを上げるBMはどのモンスターにも候補となる。また混乱状態になると厄介なので、混乱を無効化するBM「正義の天秤」「しのぶこい」は有用。耐久力の低いモンスターはHPを上げる「太古のサルファー」や低確率だがHP1で耐える「たまに耐える」などが候補。

凶悪な性能を誇る魔王デメララへの対策は優先度が高いため「まひなおし」は全てのモンスターで持たせる候補となる。また高耐久モンスターならば、お供のモンスターを復活させる「不死鳥の血」も候補となりうる。低耐久モンスターなら「フォースシールド」「フォースの反射壁」「マジックミスト」なども採用候補。

 

★4モンスター

魔王デメララ

現在トップの速90から【女魔王の束縛】により高確率で敵全体に麻痺状態を与えられる。速90を抜かせるのは同速の魔王デメララのみであり、まともな対策は同じくすばやさ個体値Sの魔王デメララを使うか、アイテム「まひなおし」を使うしかない。

反面、HPは個体値Sでも80と非常に低く、BM「たまに耐える」などで耐久力の補強をするなどしなければどんな相手でも1ターン目に倒される可能性が高い。また水属性であるため対戦で活躍が見込まれるパープルファングドラゴンは敵に回すと厄介。さらに対戦で使う場合はすばやさ個体値Sの厳選が必須級にも拘らず、作成元のデメラはショップ限定のため厳選難易度は非常に高い(無課金ですばやさSが入手できれば強運の持ち主である)。

持たせるアイテムの候補は、高い素早さを活かして混乱状態にさせる「楽園の実」、ダメージを一度だけ無効化する「フォースシールド」など。1ターン目の行動時に活かせるアイテムを持たせるのが良い。魔王デメララ対策に「まひなおし」を持たせるプレイヤーは多く「テング印のアイテムクリン」は採用しにくいと思われるので、防御系アイテムは特に有効になるだろう。

 

スライム・マナ

第二位の速80から高火力の全体攻撃が行える特有の強みがある。【炎と氷のいき!!!】は埋められるので安定して120前後のダメージが与えられ、【炎と氷のいき!!!!!】は最大4つ入るため比較的高い確率で160程度のダメージが与えられる。【いき!!!】埋めでも全ての★1モンスターと一部の★2モンスターはワンパンできるため、取り巻きの処理も早い。

一方でHPは最大235と★4の中では比較的低め。パープルファングドラゴンや狂獣マメダを相手にすると撃破に3ターン以上はかかるため、逆に火力で押し切られる可能性が高い。

アイテム候補は防御性能を高める「フォースシールド」やマメダへの対策に「フォースの反射壁」、デメララと同じ理由で「楽園の実」など。

 

パープルファングドラゴン

トップクラスの速70と高耐久に加え、確定で毒状態にする専用技を備えたモンスター。毒確定型のコマンド構成ではどの技でも魔王デメララを倒せる(【パープルファング】と【パープルテイル】は乱数次第)。【パープルテイル】以上を引けばHP60程度の取り巻きならワンパンできる。毒によるダメージも侮れない。さらにEX技は力×2.5〜10の拡散攻撃であり高耐久モンスター相手でも十分な火力が出る。

安定したコマンドと高ステータスにより対戦においても非常に強力になると予想されるが、通常コマンドでの火力の低さが弱点。どれだけ早くEX技を使えるかが鍵となる。

 

狂獣マメダ

現在トップのHP500に力85、速65という反則級のステータスを与えられたフィジカルギフテッド。最大火力は【会心の一撃】止まりながら、3リールに到達すれば「カラスマの理想」込みで毎ターン185前後のダメージを与えられる。また1リールを【こうげき!】で埋めた上で「こうげき!・極」を持たせれば130程度のダメージを確実に与えられる。超EX技はシンプルな5回攻撃であるため扱いやすい。

弱点は単体攻撃であるため取り巻きの処理が苦手なことと、【会心の一撃】型の場合1、2リール(特に1リール)のコマンドアップが不安定なこと。モタモタしているうちにゴクモンやウチクビの【死の呪い】に倒される可能性もあるので、お供の選定や攻撃の順番をどうするかが鍵となるだろう。

 

天使ヴクリフ、織天使ヴクリフ

鈍足ながら高耐久かつ【グローリーネメシス】なら高火力、【天族召喚★★★★】では強力な★4モンスターを召喚できる。織天使なら(難易度は高いものの)EX技で全体攻撃と召喚を同時に行える。グロネメで火力を出してもよし、召喚に特化させてあとは肉壁になるのも良い。召喚の候補は元から天族のヴァーチュスやアーペル、「天使の教え」を持たせた★4モンスターなど。

ただし鈍足なのがネックであり、相手の妨害を受けやすいほか、1リールが不安定で行動が2ターン目以降になる可能性がある。他にもグロネメ型の場合はアイテム「マジックミスト」で無力化してしまう。召喚特化の場合も、天族以外のモンスターを召喚する場合はBMが固定化され、そうでなくとも召喚されたモンスターはアイテムを使えない。また召喚技の特性上、使えるモンスターは猫祟神使いコピルのみと限定的だが石化状態にも弱い。

アイテム候補はグロネメ型なら「マジックミスト」対策の「テング印のアイテムクリン」。召喚型のお供候補には高耐久壁のロボ丙弐式や、召喚枠を開けられるドロンボールなどのじばく系モンスターが考えられる。初動が遅くなりがちになると予想されるので、その対策が求められる。

 

廃脈のマズル

魔王デメララと比べると確率は劣るが全体麻痺が使えるのに加え、最大HPはデメララよりずっと高い。バトル入手であり全体麻痺型ならばコマンド個体値にかかわらず1リール埋めできるため強力なカードとなる。ダメージもデメララよりは高く★1の処理はしやすい。

一方ですばやさは35とかなり低く妨害を受けやすい。大抵の相手に先手を取られるため、1ターンは確実に相手の行動を許すほか、「まひなおし」持ちだと確実に2ターンは行動されるため倒される可能性が高い。特に【こうげき!】埋めマメダにはツーパンで倒されるためほぼ何もできずに終わるだろう。麻痺率も50%あるとはいえ確実さには欠けるため過信は禁物。

 

力天使ヴァーチュス、大天使ヴァーチュス

速75とトップクラスであり、非常に安定したコマンドと高い攻撃性能が特徴的。【天罰】【監督者の槍】は攻撃対象を決められないので【強信の一撃】も採用候補となる。物理攻撃に特化させるなら力天使の方が良い。

ただしHPは最大160と頼りないため、行動保証は2ターン程度。【強信の一撃】型の場合は火力が低くなるので一長一短。

アイテムは低い耐久力を補うものが候補となる。

 

 

★3モンスター

怨霊ヨシツネ

スライム・マナと同値の速80から混乱状態をばらまけるモンスター。特に混乱状態への対策デメララ対策に「まひなおし」を持たせていればBMでやるしかなく、火力と両立できなくなるためやりにくいと思われる。

やはり最大HP200という耐久の低さがネックであり、また混乱させる確率も決して高くはないため何もできずに倒される可能性もある。魔王デメララと同じくすばやさS要求の合体モンスターであり厳選難易度も高いため、祭神クナト作成の過程で運良くすばやさS個体が手に入ればぜひ手元に置いておきたい。

 

魔人ハジカミ

★3モンスターながら★4モンスター並の高ステータスを誇る。【連撃】埋めにも【連連撃】型にもそれぞれ強みがある。シンプルに強い。最大の強みは★3モンスターゆえに残りのモンスター候補は自由が効くこと。残り枠は★2+★1とするのがバランスがいいだろう。

欠点は1、2リールのコマンドが非常に不安定なことと、鈍足なこと。大抵の場合先手を取られてしまう。【連連撃】型の場合はさらに攻撃面でも安定感に欠けるため対戦では使いにくいかもしれない。

お供にはロボ丙弐式や回復役のマメダなどが候補。低クラスに素早い補助モンスターがいれば即採用レベルだが、残念ながらオレンにはまだいない。強いて言えばコマノン・コマノアに補助アイテムを持たせることくらい(★3以下では彼らとジプスがすばやさトップ層)。

 

猫祟神使いコピル

速40と遅めだが高耐久かつ石化状態を扱える唯一のモンスター。専用技【睨みネコオロチ】は石化あるいは混乱にする可能性があり、どちらが成功しても非常に強力。コマンドの安定感にも優れている。EX技は全体攻撃かつ毒・沈黙・呪い(1ターン)が狙える。通常コマンドとは与えられる状態異常が異なるため使い分けよう。

ただしすばやさは決して高くなく、【睨みネコオロチ】の確率も50%と確実ではない上に単体対象のため、成功しなければ苦しい戦いとなる。運要素がかなり強いモンスター。

すばやさはどうしようもないので、ロボ丙弐式でかばいつつ石化を狙うなどの戦法が考えられる。

 

天使アーペル

加護状態を与えられる貴重なモンスター。【会心の一撃】【シャイン!!!】で最低限の火力も出る。EX技も回復+かばう+防御アップと優秀。

しかし加護状態以外は★3モンスターとして平凡であり、これといった強みがない。【天族召喚★★★★】で召喚するか、魔人ハジカミのような強力な★3モンスターと組むのが前提となるだろう。

 

オートマタトロワ、オートマタトロワ・改

鈍足ながら耐久が高く、無分類技の【劣化デルタキャノン】で高火力全体攻撃を狙うこともできる。無分類技は【フォースシールド】やダメージ軽減を貫通するため非常に強力である。【ヒッサツ】型の場合はシンプルな物理攻撃。

全モンスター中最低レベルのすばやさゆえに妨害を受けやすく、特に【劣化デルタキャノン】は1ターン溜めが必要な上に100ダメージ受けると行動キャンセルとなるため相手次第では何もできずに倒されてしまうこともある。麻痺や混乱などの行動停止系にも弱い。スライム・マナを相手にするのは避けたほうが良い。

単体攻撃や拡散攻撃を相手にするなら2体ならべて攻撃を分散させるのもありかもしれない。特にマメダは2体並べられると一方からの攻撃は必ず受けるので有利に戦える。ロボ丙弐式との相性も良好。

 

★2モンスター

シブイチ、アオ

HPと素早さが比較的高く、クラスチェンジ召喚で★4ドラゴンを降臨させられる。変化先はいずれも全体攻撃を安定して使えるので優秀。

モンスター自体の性能はそこそこなので、HPおよびクラスチェンジ召喚を素早くするためのすばやさの厳選、また変化先のモンスターの育成が要となる。クラスチェンジ召喚ではHPは据え置きなことに注意。

 

ブラックラプトル

★2版パープルファングドラゴンのような使い方ができる。【もうどくのしっぽ】は確実でないが猛毒状態を与えられるため優秀。

ステータス自体はそこそこなので猛毒を活かしたい。

 

ロボ丙弐式

オレン最大のかばう役。高い耐久力に加え【かばう】を確実に使用でき、不安定ながら【ベンケイ立ち】も使える。どのモンスターのお供にも有用。

すばやさが低いため後手に回りやすいことと【ベンケイ立ち】は安定して使えないため注意が必要。

 

★1モンスター

魔獣コマノア、魔獣コマノン

ともに★1ではトップクラスのHPとすばやさを持つモンスター。すばやさはコマノンが66、コマノアが65と★2以下ではトップ2(ジプスが66でコマノンと同率一位)。【パープルブレス】に一発耐えるHPがあるため行動しやすい。コマノンは【はしりまわり】ですばやさを大きく上げることもできる。狂獣マメダと合わせて3体でチームを組むと獣族ボーナスでHPとすばやさを底上げできる。

それでも★1なのでスライム・マナやマメダ相手にはワンパンされてしまう。マナ相手では★1モンスターはどうしようもないので仕方がないことではあるが。

特殊な使い方としては、低めの火力と拡散攻撃であることを活かして「悪女のふわふわ」などで混乱させたうえで味方に【はしりまわり】【あばれまわり】を打たせると、EXゲージを素早く貯めることができる。「混乱なおし」を持たせて柔軟に動くことも可能。EX技が強力なパープルファングドラゴンなどと相性がいい。

 

ゴクモン、ウチクビ

50%の確率で即死させられる【死の呪い】埋めができる。オレカのブブは【デス】を1つしか入れられなかったのに…。HPは毒確定型パープルファングドラゴンに確実に倒される程度しかなく、速30しかないものの、魔王デメララと組むと魔族ボーナスが発生し、すばやさを底上げしつつ高確率麻痺+即死の運ゲーを強いることができる。

その性質上デメララの麻痺頼りになるため「まひなおし」持ち相手にはどうしようもない。

 

マメダ

HP90と高めであり、味方単体のHPを50回復する【かいふくのいのり】で埋められ、EX技で狂獣マメダに変身できる。獣族のため狂獣マメダとの相性もいい。粘り強く生き残ってEX技を発動できれば有利になる。

ただし変身先は初期コマンドなので強さは控えめ。それでも場にいるだけで相手への負荷をかけられるため、実際にはデコイとしての役割が大きいかもしれない。

 

ネコオロチ

HPが比較的高く、20%で混乱させる【噛みネコオロチ】で埋められる

速40と遅めなのが弱点。

 

ドロンボー

★1トップのHP100に加え、【じばく】により★1ながら120程度のダメージを与えられる

すばやさはないも同然なのでデコイとして働くことになると思われるが、【じばく】を放つことができればかなり有利になる。